タッピングねじは、ネジ自身でネジ立てができるタイプ、タップやナットなどを使うことなく下穴だけで固定できるなどの特徴があります。先端が尖っているので金属板などに使用することが多く、下穴が必要で力を当たてねじ込み固定させます。材質は鉄もしくはステンレス製で、詰め付けるときは電動ドライバーを使えば一定の力で固定できるなどのメリットを持ちます。タッピングねじは、ナベ頭や皿頭などいくつかの頭部形状がありますが、見栄えなどのより使い分けが可能です。

そのため通販で購入するときは長さや太さなどのサイズだけでなく、頭部の形にも視野を広げ用途に合うものを選ぶことが大切です。通販で購入するときはM4や20mmなどサイズに注意する人は多いのですが、材質や頭部の形状など選択することを忘れてサイズに合うものを選び購入、通販サイトから商品が届いたときに皿タイプが良かったのにトラス頭のタッピングねじが届いたなどの失敗もあるので注意が必要です。ナベ頭は頭部が盛り上がっているタッピングねじの代表格、頭が盛り上がっているので平らな面に仕上げたいときは不向きですが、他のタイプと比べると頭部が大きいので耐久性に優れているといえます。皿頭は頭部を完全に埋め込めるので表面をフラットに仕上げたいときに便利です。

この場合、埋め込み部分の下穴加工が必須です。トラス頭は、頭部の傘面積が広いため強い締め付けが必要なときに役立ちます。ちなみに、タッピングは下穴が必須で、下穴が不要なドリルネジとは異なるので注意しましょう。

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