通販を利用すると絶縁抵抗計などの測定機器の購入も可能ですが、このような機器を使っている通販サイトはテスターやオシロスコープなどを専門に販売しているサイトです。絶縁抵抗計は絶縁抵抗測定を行うための測定機器で、測定箇所の電流が規定値を超えて通電していないか、このような確認をするときに利用します。絶縁抵抗の抵抗は、電流の流れに対する抵抗の力で絶縁はその力を断ち切るといった意味を持ちます。そのため、絶縁抵抗は電流が断ち切れているのか、漏れていないのか、このような判定を行う役割があるわけです。

ちなみに、抵抗の単位はオームが使用されますが、絶縁抵抗が大きな絶縁体は電気を通す導体の抵抗よりも大きいため、電流を流したくない部分(感電のリスクに備えるなど)に使用されます。なお、通販で絶縁抵抗計を選ぶときは価格だけでなく測定範囲が広くて使いやすいものがおすすめです。このとき、定格測定電圧・表示形式・電源・機能などいくつかの選び方のポイントがあるので解説しておきます。絶縁抵抗計は、定格測定電圧をかけて測定を行う仕組みを持つので適合する電圧のものを選択する必要があります。

定格測定電圧に、単レンジと多レンジの2種類がありますがシンプルなものは単レンジです。表示形式はアナログとデジタル、電源はAC電源やバッテリーなどの種類がありますし、オートディスチャージ機能などは故障を防ぐことができるので長く使い続けられるメリットもあります。

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