DIYの仕上げに欠かすことができないサンドペーパーは、通販を利用して購入することもできます。お店で購入するときは商品の粗さを確認して適切なものを選ぶことができる訳ですが、通販の場合は直接目で粗さの確認ができませんので数値で判断しなければなりません。手元にあるサンドペーパーと同じ粗さのものを購入したいときは、裏面に記載してある数値と同じものを通販サイト内で検索すれば良いのですが、初めて購入する場合は数値と粗さの関係を理解しておく必要があります。ところで、サンドペーパーは表面にザラザラ状態の研磨剤が付いていますが、表面のザラザラ感は番手と呼ぶもので、粗目#40~100、中目#120~#240、細目#280~#800、極細目#1000~などのように分かれています。

#は粒度と呼ばれるもので研磨剤の粒子サイズを指し、数字が小さくなるほど粗目になることを覚えておきましょう。粒度が小さいものほど相手に大きな傷を付けるなどからも、最初は粗目でサンドペーパーでこすり、徐々に数字が大きなものに変えて仕上げで最も数字が大きなものを使うといった要領になります。ちなみに、粗目は酸化被膜やサビの除去、塗膜の剥離や溶接スケールの除去などで使い、中目は加工後のバリ取りや塗装前の下処理、擦り傷のボカシや木工製品のサンディングなどで使います。細目はステンレス製の艶消しや金属系のクリーニング、衛生陶器の汚れ落としなどで使用できます。

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