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遺言書の種類、そのメリット、デメリット

遺言書の種類は大きく分けて二つあり、「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」があります。自筆証書とは本人が作成し、全文を自筆で書くというもの。一方、公正証書は公証人が作成し、公証人に内容を伝えて証書を作成し、公証役場で保管してもらうというものです。どちらにもメリット、デメリットがあります。

まず、自筆証書のメリットとして、「いつでも作成でき、作り直せる」「作成時に内容を他人に知られない」「費用がかからない」点が挙げられます。一方、「形式や内容を間違うと無効になり、相続手続きに使えない」「保管中に紛失したり、遺族に発見されない場合がある」「死後、家裁の検認が必要で、相続手続きに時間がかかる」というデメリットもあります。公正証書は「形式面で無効になりにくい」「筆跡や内容の真偽をめぐり遺族がもめる恐れが小さい」「公証役場で原本を保管するので、紛失の恐れが小さい」「死後、家裁の検認が不要で、すぐ相続手続きができる」というメリットがありますが、「作成時に時間がかかる(2~3週間程度)」「証人2人の立ち会いが必要」「公証人や証人に内容を知られる(ただし秘密保持義務あり)」「財産の金額や相続人の数に応じて手数料がかかる」といったデメリットがあります。問題発生の恐れが少ない公正証書ですが、あまりお金をかけられない人、急いで作成する必要がある人には自筆証書がお薦めと言えます。

自筆証書作成時のポイントは、①文章、日付、氏名をすべて自筆で書き押印する(実印が望ましい)。②変造防止のために封印をする(その場合、封筒の表面に「遺言書」と書き裏面に署名押印する)③文面は、名称や数字を正確に書く④訂正方法が複雑な為、なるべくシンプルな文面にする⑤財産を引き継がせる相手が相続人なら「相続させる」、相続人以外なら「遺贈する」と書く、の以上です。せっかくの遺言を無効にしないために、作成時には細心の注意を払いましょう。

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